2009年8月29日土曜日

温暖化をどのように理解するか

地球の温暖化が心配されています。確かに異常気象現象などが起きると、自然の恐ろしさが心配です。
温暖化の傾向、その影響、対策、その実行の確実さ・・・など、どのように整理して理解したらよいのでしょうか。

温暖化対策では、CO2の削減目標は25%だとか、いや15%削減などといっていますが、何を根拠にこうした数字が出てくるのでしょうか。

地球は一つです。温暖化対策は一国だけでは対応できません。国際社会における我が国の置かれている状況はどうなのでしょうか。そのあたりがわかると、気合いが入りのですが。

ここ数年、夏になると真夏日が続くようになりました。以前は30度を超す日は稀でしたのに。
温暖化、地球の温暖化は、文明の発達との引き換えでしょうか。
環境との調和を顧みずに、ひたすら経済発展を追いかけてきたのでしょう。
そうであれば、先進国といわれる国の経済発展がもたらしてきましたことになりますね。

そこで、世界の国々が一堂に会してCO2の削減協議をしても、それぞれの国が削減目標を定めるのは困難でしょう。

発展途上国といわれる国は、多くの国民は貧しく、豊かになるためには、その国の経済発展が必要でしょう。その対策を含めて協議をすることが必要とおもいます。

これまでのやり方で貧しい国の発展が進めば、地球全体が豊かになるが、温暖化の原因がますます大きくなり、地球は持たなくなりそうです。
そうなれば当然に、私たちの生活はあり得ないわけです。

温暖化を抑制し、途上国が豊かになるにはどうしたら良いか。
先進国といわれる国々は、途上国の生活水準向上にどの程度寄与できるでしょうか。国民性の違いをどこまで受け入れることができるでしょうか。

世界中の国が真剣に考え、共に豊かになる解決の道を見出し、世界の人々が未来に希望を持っていけるようにすることが重要と思います。

国連などの舞台で対策を考えても、世界各国はみな事情が異なり、各国の立場が優先し、意見の統一はおぼつかないでしょう。
動物は、お腹が満たされれば、目の前に餌が現れても取ろうとしないといわれます。
人間は、欲に限りがありません。それを抑制して、分かち合って生きる、ということは並大抵のことではないでしょう。

2009年8月9日日曜日

コッペパンは親しみを覚える!

半世紀前になりますか、コッペパン、ふっくらとして、細長い、中ほどに厚味を感じる、
学校給食や昼の弁当の代わりによく食べました。

パンというと外国から来たと思いがちですが、コッペパンは日本で生まれたパンで、和製の外来語といったところでしょうか。
似たような形をしているフランスパンは、外側が硬いですが、コッペパンは柔らかくて食べやすいですね。

コッペパンの名の由来は、
フランスパンの「クーペ」に由来するといいます。でもフランスパンとは原料が違いまして、コッペパンの方が柔らかです。

昔といっても戦後ですが、パン屋さんでジャムとバターを塗ってもらったものです。
なかでも、半分にバターを塗り、片方にはジャムを塗り、合わせて食べるのが美味しかったですね。
今では、パン屋さんのお店でジャムなどを塗るのを注文することはなくなったのでしょうか。そういうの、ついぞ見かけません。
そういえばお店では、食パンにもジャムなどを塗ってもらうことがありました。
お客と店員さんがジャムお願いします、と対話をしながらの買い物、こういうのいいですね。

太平洋戦争中は、お米が配給制になり、コッペパンが一人一触一個が考えられたそうです。
このことはまだまだ幼く記憶にありません。
戦後に学校給食が始まった時は、栄養面で食生活の改善に役立つ、取り扱いが容易で衛生的、主食として飽きがこない、などで採用されたといいます。

今では、
コンビニでジャムとクリームを塗ったのが、ラップに包装されて売っています。
つぶあん、コロッケ、スパゲッティ、焼きそば、マーガリンやマヨネーズの入ったポテトサラダなどがはさんであるのもあります。
こうなるとまさにサンドイッチです。
パンの形が丸くなれば、ジャムパン、あんぱん、クリームパンですね。
名はカタカナでも、コッペパンはわが国で生まれたというのですから、未だに健在なのはうれしいですね。国民食、こういうの、日本の文化というのでしょうか。