2010年1月22日金曜日

関節痛はつらい

関節痛はつらいですね。高齢者が多くなるとリウマチとか膝の痛みを訴える話が多くなります。

1.関節の痛みの原因
関節の痛みの一番の原因は、加齢による軟骨の変形と減少によります。
軟骨は、骨と骨とをつないで、滑らかに動かしてくれます。
健康な軟骨は水分を多く含んだ弾力のあるスポンジのようでして、それとは逆に変形・減少が始まった軟骨は、水分がなく古くなってしまったスポンジのようなものです。
このスポンジは消耗品で、擦り減っていくと、動くときに骨同士が擦れ合って炎症を起こし、痛みになります。

2.関節痛の対策
不足している軟骨成分を補うこと
適度な運動で筋力を維持すること
太らないようにすること

3.関節を強くする成分
グルコサミン:軟骨成分の基本で、軟骨を作り擦り減った軟骨を修復します。また、炎症や痛みを抑えます。
グルコサミンはアミノ酸の一種で、カニやエビといった甲殻類の殻に多く含まれています。
1日の摂取量の目安は 1500mg以上。
・コラーゲン:人間の体を構成するタンパク質の一種。軟骨細胞を再生します。
ビタミンCと共に摂ると効果的です。
・ビタミンC:水溶性ビタミンの一種。コラーゲンを生成・保持してくれます。


4.寒い季節の関節痛対策
暖房で室内を適温に冷やさない
カイロやサポーターを使って関節を冷やさない
入浴時には関節を十分に温める。そして入関節をマッサージして血行をよくする
入浴後も冷やさないこと
ウォーキングや水泳など、関節に負担の少ない運動を定期的にすること
外出する時は厚いゴム底の靴を履いて膝への衝撃を和らげること。
運動はとにかくあらゆる機会をとらえる。例えば掃除、炊事など、関節に負担をかけない程度の家事で運動不足を解消することも考えられる。

2010年1月3日日曜日

あじ・干物

あじというと干物ですね。普段は干物を焼いて食べています。刺身ではめったに食べません。生食は大分に行ったときに関鯵を食べました。とて。もおいしかったです

一般には、マアジ、ムロアジ、シマアジなどが出回っています。

名前 美味しくて参ったから魚+参ったと書く。旧暦の3月頃が最も美味しいから魚+参と書く。・・などといわれています。

産地 地付きの鯵は5~7月が最も美味しくなります。
回遊型は、大量に採れる時期は3月に九州、4月に駿河湾沖、5月は房総沖です。9月の三陸沖の鯵は脂がのって美味しいです。鰹と似ていますね。

干物への加工は、沼津市が4割を占めていますが、地元の鯵は脂がすくないので、九州産か輸入物を使っているとのことです。

成分 イノシン酸・・旨味の成分でコクがあります。コラーゲンは少ないので、身の離れがよくないです。

干物・・・水分が減って味が濃縮され、日光によってタンパク質が分解され、旨味成分が増えて美味しいです。

市場 国内漁獲 年間20~30万トン程。このうち島根県と長崎県で50%近くを占めています。輸入は6万トン程。
生鮮30%、干物に30%、養殖魚の餌に40%。

その他 関鯵が有名です。殆ど全国に地付きの鯵はします。
ムロアジはクサヤの原料と思われるようですが、通常は、クサヤムロというムロアジに近い種類が使われ、ムロアジが使われるのは稀です。
・・クサヤは干物で保存できるが、保存には鰹節、生利節などもあり、こちらは削り節にして出しを取ったりおにぎりなどに使われる。

あじの漁獲量 2007年
出典:農林水産省HP
  百t %
全国 1,945 100.0
島根 458 23.5
長崎 374 19.2
愛媛 110 5.7
石川 86 4.4
和歌山 82 4.2

静岡 40 2.1
東京 18 0.9