2010年1月3日日曜日

あじ・干物

あじというと干物ですね。普段は干物を焼いて食べています。刺身ではめったに食べません。生食は大分に行ったときに関鯵を食べました。とて。もおいしかったです

一般には、マアジ、ムロアジ、シマアジなどが出回っています。

名前 美味しくて参ったから魚+参ったと書く。旧暦の3月頃が最も美味しいから魚+参と書く。・・などといわれています。

産地 地付きの鯵は5~7月が最も美味しくなります。
回遊型は、大量に採れる時期は3月に九州、4月に駿河湾沖、5月は房総沖です。9月の三陸沖の鯵は脂がのって美味しいです。鰹と似ていますね。

干物への加工は、沼津市が4割を占めていますが、地元の鯵は脂がすくないので、九州産か輸入物を使っているとのことです。

成分 イノシン酸・・旨味の成分でコクがあります。コラーゲンは少ないので、身の離れがよくないです。

干物・・・水分が減って味が濃縮され、日光によってタンパク質が分解され、旨味成分が増えて美味しいです。

市場 国内漁獲 年間20~30万トン程。このうち島根県と長崎県で50%近くを占めています。輸入は6万トン程。
生鮮30%、干物に30%、養殖魚の餌に40%。

その他 関鯵が有名です。殆ど全国に地付きの鯵はします。
ムロアジはクサヤの原料と思われるようですが、通常は、クサヤムロというムロアジに近い種類が使われ、ムロアジが使われるのは稀です。
・・クサヤは干物で保存できるが、保存には鰹節、生利節などもあり、こちらは削り節にして出しを取ったりおにぎりなどに使われる。

あじの漁獲量 2007年
出典:農林水産省HP
  百t %
全国 1,945 100.0
島根 458 23.5
長崎 374 19.2
愛媛 110 5.7
石川 86 4.4
和歌山 82 4.2

静岡 40 2.1
東京 18 0.9