2010年7月4日日曜日

グルコサミン

高齢化が進むと膝を始め痛みを感じるようになります。そこで注目されているのが栄養素のグルコサミンです。軟骨を補強し、美容効果も期待されているというのです。
高齢化の進行にそなえて、予防的に膝痛などが改善すれば元気はつらつですね。これが不足すると変形性関節症といって関節の骨と骨が接触して痛みが発生します。
プロテオグリカン中のグルコサミンは、軟骨に水分を取り入れる働きをするほか、また、関節軟骨の代謝を活発化し、老化を予防する働きも確認されています。

成分
グルコサミンは、骨の関節部分の軟骨に多く含まれているアミノ糖の一種で、グルコース(ブドウ糖)とグルタミン(アミノ酸)が結合したもので、動物の皮膚や軟骨、甲骨類の殻に含まれている。

グルコサミンは、人や動物の体内で合成されるが、食品からも補われている。
グルコサミンを含む食品は、甲殻類(蟹、海老など)の外殻を形成するキチン質に特に多く含まれている。
植物では、山芋などのネバネバしているムコ多糖類という成分に多く含まれている。
人体内では、主に軟骨、靭帯、腱、爪、皮膚などの構成成分としてある。

工業的にはカニやエビなどの甲殻から得られるキチンを塩酸などで分解して製造される。