2010年5月15日土曜日

動脈硬化・・脳梗塞を患う

半年前に脳梗塞を患った人に会いました。一時は命の心配もされたようです。今では普通に生活されているようでした。生きていてよかった・・と。

動脈硬化は、動脈にコレステロールなどの脂肪分がたまり、内腔が狭くなった状態をいいます。動脈が詰まって血行障害を起こし、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症などを引き起こします。

日々のんきな日を送っていても、食事など健康に気を配っていないと生活習慣病とやらにめぐり合うことになりますね。血管はまさに身体の栄養をはこぶ道・・

動脈硬化は生活習慣の結果ということですかね。

動脈にコレステロールなどの脂肪分がたまり、内腔が狭くなることを動脈硬化といいまが、
それは生活習慣が、じわりじわりと気がつかないうちにもたらしてきますね。
その結果、酸素や栄養素を含んだ血液の流れが悪くなり、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症などを引き起こします。
  ※コレステロールは、細胞を作るなど人の体に欠かせない。過食・運動不足などで摂り過ぎた状態になると、血中コレステロールが高くなる。
※血行障害:必要とする血液の量が流れなくなり、身体に何らかの障害が現れることです。


動脈硬化を引き起こす原因は、
コレステロール、中性脂肪(トリグリセライド)血症、高血圧・血糖病、喫煙習慣などです

コレステロールは2種類あります
悪玉コレステロール(LDL)・・血管壁に沈着して動脈硬化を引き起こす
善玉コレステロール(HDL)・・血管壁からコレステロールを取り除く

動脈硬化は生活習慣病ですから、自分の健康を自分で管理することです・・自己治療(セルフメディケーション)
食生活の改善や禁煙が予防に効果的です。
脂肪分を控えめに・・
肉類は悪玉コレステロールを増やす
調理は揚げ物より、網で焼く、茹でるなど油を少なくする工夫を
糖質(炭水化物)は中性脂肪を増やす


動脈硬化の予防・改善に
食物繊維の摂取量・・1日当り20~25g程度
毎日の献立・・野菜、海藻類、キノコ類、いも、こんにゃく、豆類などを取り入れる
肉は控えめに魚を主に
お酒・・お酒に含まれるエタノールは、末梢の血管を広げ、血液の循環を良くする
日本酒では1合、ビールなら中瓶1本、ウイスキーならダブル1杯程度は善玉コレステロールを増加させる
喫煙を止める